後悔しない為の土地探しの基礎知識　その②

2021年8月1日

こんにちは、あおば住建の小林です。このコロナ禍の中、いよいよオリンピックが開催されました。やはり金メダルのニュースを聞くと素直に嬉しいものです。しかし、その反面、大会終了後コロナ感染爆発なんて事にならない事を願うばかりです。
さて、今回は「土地を探したいと思ったら、まずは知識・情報・相談が重要になってきます。」を配信します。

「土地を探したいと思ったら、まずは知識・情報・相談が重要になってきます。」
注文住宅を建てるための土地を探したい。そんな時の相談窓口として、多くの人が真っ先に頭に思い浮かべるのは不動産会社ではないでしょうか。もちろん、それも選択肢の一つですが、より満足度の高い土地を見つけたいと思われるのであれば、まずは建築家や工務店・住宅メーカーに相談してみる事です。
気に入った土地を見つける事は出来ても、その土地にどんな建物が建つのか、完成をイメージする事はなかなか難しい事です。建築主はもちろん、不動産会社の方は土地のプロではありますが、建物に関してはチョットイマイチ。建築後に生じるであろうメリット・デメリットを洗いだす事は至難の業です。
そこで頼りになるのが、建築や設計に詳しいプロの視点や知見、アドバイスです。これがあるのとないのでは、土地探しの選択の幅も精度も変わってきます。
土地を探す前に、どの様な家を建てたいのかを相談する事で、結果的に土地に予算を掛け過ぎないで済みます。希望する家によっては、必ずしも南向きの整形地である必要はなく、三角形の土地や斜面であったとしても、その土地の利点を生かす事は可能です。土地に多額の費用をつぎ込まなくても、眺望が良く日当たりも良い家を作れる可能性があるのです。
大切な事は、『土地ありき』で建てられる家を考えるのではなく、『どのような家を建てたいか』『どのような暮らしを実現したいか』そして、「その家が一体いくらで出来るのかを重視して土地を選んだ方が、予算を有効活用できるのです。

今回はここまでになります。次回は「論より証拠」です。実際に変形地でもこんな間取りが…、をご紹介させて頂きます。楽しみにしてて下さい。