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2019年10月28日

2019年10月28日 の一覧ページです。

「傍・らく」奮戦記(接客奮闘編)①

こんにちは、あおば住建の山崎です。前回はブログのタイトルについて書かせて頂きました。
今回から、相談会に来られましたあるご家族様とのエピソードを書いていこうと思います。最後までお読み頂ければ幸いです。それでは始まり始まり・・・。

相談会に来られましたあるご家族様のお話です。

:「本日はご来場頂き誠にありがとうございます。最初にこちらのアンケートにご記入をお願いできますか。もちろんこれを書いたからと言って、私の事を「大丈夫」と信用して頂けるまでは営業行為は一切致しません。」

ご家族様:「・・・。」

ご来場されるほとんどの方はあまり抵抗なく名前と住所くらいはアンケートに記入してくれるのですが、今回ご来場されましたご家族様は、アンケートの記入にかなり難色を示されて・・・。私も少し気になったので、

:「失礼ですが、もしかしたら、他の住宅会社でアンケートをお答えした事で、何か迷惑をこうむる様な事がありましたか?」

ご家族様:「実は・・・。以前他の住宅会社を見学に行った時、アンケートを記入したら、その日の夕方に電話が掛かってきて、断ったのに翌日には自分がいない時にいきなり家に来て、妻が大変嫌な思いをしたんだよね。」

:「そうでしたか。そのようなご事情があったんですね。」
(警戒オーラ全開も頷けます。)

ご家族様のお気持ちを察しますと、アンケートへのご記入を無理強いする事が出来ませんでしたので、未記入のままご相談に入らせて頂きました。今回のご家族様のご相談内容は「計画は2,3年先だが、何から始めていいのか分からないので、時間がある今の内に準備、情報収集をしようと思って・・・。」という事でした。

:「まずは、ご家族様が望まれる家づくりの総額が一体いくらになるのか?を知る事から始めてみてはいかがですか。」

:「総額を知る上で大事なポイントがございます。それは、土地・建物・住宅ローン等です。今日はいきなり土地や建物の話もどうかと思いますので、お互いに利害関係が全くない住宅ローンについてお話をさせて頂ければと思いますが宜しいでしょうか。」

ご家族様:「・・・はい。」
(まだまだ警戒オーラ全開、私も珍しく緊張しております。)

家づくりをする上で、最低限知っておきたい住宅ローンについて以下の様な内容を順に話をする事にしました。
(なんか、ピーンと張りつめた空気が・・・。気のせい気のせい。)

※「基準金利」と「適用金利」の違い、「優遇金利(割引・キャンペーン)」には気を付けて

※変動金利の正体・固定金利の正体を知って下さい

※住宅ローンの相談は銀行員にしてはいけません

・・・etc。

順を追って住宅ローンの説明を始めさせて頂きましたが、全くご家族様は無反応・・・。正直、心が折れそうになりつつも(せっかくお越し頂いたのだから、何か役に立てれば)という想いを胸に、踏ん張って説明をさせて頂きました。
(ファイト!自分に負けるな~!自分自身鼓舞しながら。)

場を和ませようと時折、冗談を交えるもスベル一方で、かえって裏目に出てしまい・・・。それでも、私の熱意が伝わったかどうかは分かりませんが、ご家族様も何となく打ち解けてきたご様子・・・。
(あくまで、私がそう感じた、というより感じたいだけかもしれませんが・・・。)
ご家族様の方からも、二言三言話をされる様になって、なんだかんだで1時間くらい経った頃、

:「ここまでは宜しいでしょうか。何かご不明な点はございましたか?」

ご家族様:「大丈夫です。」
(あれ?何か時間を気にされている様な、されていない様な・・・。)

:「ありがとうございます。お時間は大丈夫ですか?」

ご家族様:「・・・この後用事があってもう帰らないと。」
(やっぱりそうか~)

:「そうでしたか。また何か分からない事がございましたらいつでもお越しください。」

ご家族様:「分かりました。何かあったらまた来ますよ。」

こうして、今回のご家族様との相談は、中途半端な形で次のアポを取る事もなく終わりを迎えました。
ただ、帰り際にあれだけ難色を示されていたアンケートに名前と住所をご記入して頂いた事がせめてもの救いです。
(最初にお伝えした通り、営業行為を一切しないという事を少しは信じてくれたのか、もしくは、他の住宅会社に比べて少しは信用しても大丈夫そうだなと思って頂けたのかもしれません。)(自分に都合の良い解釈と言われるかもしれませんね・・・。)

このご家族様が今後、どこでお建てになられるにせよ、家づくりを進めていく上で、後悔する事なく最後には「いろいろ教えてもらい、いい選択ができた。満足のいく家が出来た。」と思って頂けたら幸いです。

その後は、当初のお約束通り、電話や訪問等は一切行っておりません。その変わりというのも変ですが、ご本人様にご了解を得ましたので、

家づくりのお役立ち情報(銀行員が教えてくれない住宅ローンの話・失敗しない土地探しのポイント・10年後に後悔しない建物の性能等々内容盛りだくさん)を定期的に郵送させて頂いております。少しでも今回のご家族様のお役に立てればという想いと家づくりをぜひ成功させて欲しいという想いを込めて。

長文を最後までお読み頂きありがとうございました。次回は新たなご家族様との「傍らく(働く)奮戦記」をお話しします。楽しみにしてて下さいね。

カテゴリー:社長ブログ

耐震性能は「耐震等級3」を基準に

はじめまして、あおば住建の山崎です。よくお客様から話を聞くのですが、「住宅会社を廻っていろいろ話を聞いてみたものの、自分達の商品の話ばかりで結局何が良くて悪いのか・・・。」これでは確かに何をどう選んでよいのか分かりませんよね。そこで、このコーナーでは、家づくりをされる皆様方に住宅を選ぶ上でのポイントを定期的に配信していきたいと思います。
それでは、記念すべき第1回目は「耐震」についてです。最後までお読み頂き、少しでも参考にして頂ければ幸いです。

耐震性能は耐震等級3を基準に!!

建物の耐震性は「耐震等級3」を基準にお考え下さい

「耐震等級」とは?

耐震等級とは、一言で言うと地震に対する建物の強さを表す等級です。
平成12年から実施された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で、お施主様に判りやすくする為、申請の基準として1~3の数値表示による3段階の耐震等級となりました。
現行では、建築基準法の条件をクリアすると、「耐震等級1」となります。

耐震等級1(建築基準法の最低限度)の耐震性とはどの位?

平成12年から実施された品確法における耐震等級では、「損傷防止」「倒壊等防止」という二つの考えがあります。

「損傷防止」とは、10年に1回は起こりうる(震度5程度)地震に対して、大規模な工事が伴う修復を要するほどの著しい損傷が生じないレベルの耐震性です。

「倒壊等防止」とは、100年に1回は起こりうる(震度6強~7)地震に対して、損傷は受けても、人命が損なわれるような壊れ方をしないレベルの耐震性です。

ザックリ言いますと、耐震等級1の建物は、震度5程度の地震ではほとんど壊れませんが、震度6強~7の地震に対して、倒壊はしないが柱・梁・壁等の主要な部分に甚大な損傷を及ぼし、建て直しが必要になるぐらい壊れてしまう可能性が高いレベルの耐震性を想定しております。
つまり、熊本地震のような大地震の後には仮に倒壊は免れたとしても建替え、もしくは大規模な修繕をしないと住み続けることが出来ないレベルの耐震性、これが建築基準法上の最低限度の耐震性(耐震等級1)なのです。

熊本地震から学んだ「耐震等級3」の重要性

直近の大地震と言えば、皆様のご記憶に新しい、平成28年4月に発生した熊本地震です。余震・本震にて震度7が2度計測されました。観測史上初となる震度7が連続発生した事で、震源地付近に位置する益城町周辺では、甚大な建築被害が発生しました.今も尚、復興・復旧作業が続いており、被害にあわれた方の事を思うと大変胸が痛みます。
公的な被害調査報告では、現行の建築基準法(H12年新耐震基準)で建てられた住宅であっても、複数の全壊・倒壊事例が報告されており、建築業界にも激震が走りました。

一方で、甚大な被害があった益城町周辺においても、「耐震等級3」で設計された住宅は、ほぼ無被害又は軽微な被害状況であった事が報告されております。この事は専門家の間でも注目されており、こうした事から多くの専門家が、今後起こりうる大地震に備えて「住宅の耐震性は耐震等級3にすべきである」と提唱し始めております。

これからの住宅に本当に必要なのは「命を守る」だけではなく地震後の「生活をも守る家」

建築基準法で定める建物の耐震性能は、「ご家族様の命を守る」事が最低基準として考えられております。つまりご家族様の命は助かるが「家の損傷が激しく、その後、住める状態ではなくなる可能性がある。」という事です。もちろんご家族様の命を守る事は最優先事項であり、当然の事です。しかし、現実的に考えれば、大地震の後、軽い補修で済み、その後も住み続けることが出来る家に住むご家族様と、何とか倒壊は免れたがその後建て替えをしなければならない家に住むご家族様とでは、その後の人生に雲泥の差が生じます。
だからこそ、これからの住まいのあるべき姿とは「ご家族の命を守る」事はもちろんの事、「震災後の生活をも守る」家にすべきだと私は思います。

地震大国、日本だからこそ・・・

阪神・淡路大震災から25年が経ちますが、今日までに各地で震度6以上の地震が100年に1回どころか5~10年に1回の頻度で発生しています.(上図参照の事)近年では、皆様のご記憶に新しい熊本地震で、余震と本震で2度震度7を計測、甚大な被害をもたらしました。今も尚、復興・復旧作業が行われている事に胸が痛みます。また、気象庁の発表では「国内において地震が発生しない地域も、大きな地震が今後起こらない地域もない」とのコメントがありました。
こうした事からも、震度6強以上の地震における建築被害まで考えていない現行の建築基準法の最低基準(耐震等級1)では、「ご家族様の命を守ることは出来ても安心安全な人生を守るには足りない」と考えておいた方が良いのではないでしょうか。

少し話は逸れますが、昨年2018年に日本で起きた地震の回数を皆様はご存知ですか?
気象庁の発表によりますと、2018年に国内で発生した震度1以上の地震は2179回にものぼり、このうち震度5以上の地震は計11回観測されたそうです。365日で割ってみると、実に1日5回以上地震が起きている事になります。
また、過去5年間で見てみると、熊本地震があった2016年の6507回に次いで2番目に多い年でもありました。こうした事実を考えてみると、将来起こりうると言われている南海トラフ地震もいつ起きても不思議ではありません。特に我々が住むここ静岡県は南海トラフ地震の中心に位置しています。
だからこそ、静岡県で家を建てられるのであれば、「地震対策を惜しまない」事をお勧めいたします。

最後に「耐震」とは、いつか来るであろう大地震への備えです。そこで、家づくりをされる皆様方にご提案があります。建物の耐震性能については現行最高ランクの「耐震等級3」で住宅をご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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