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おウチの動線の考え方

2023年12月1日

ようやく冬らしい陽気になってきてますます空気が乾燥していきます。今年はインフルエンザが流行していますので皆様、お体には十分お気をつけお過ごし下さい。
さて、今回は建物の動線について少しお話をさせて頂きます。それでは。

おウチを建てるにあたって、プラン(平面図)を書いてもらったら間取りをいろいろチェックするかと思います。部屋数、キッチンや水回りの配置、リビングの大きさなど。自分が求めた要望にかなっているのか、いい感じなのか?を見るかと思います。その中でも、「動線」のいい家なのかどうか?はみなさん気になるところではないでしょうか。では、どのようにプランの中で動線をチェックしていくといいのでしょうか?

その1:時間帯ごとの動線(朝・昼・晩)
時間帯(朝・昼・夜)が変わると家族の動きも変わってきます。朝はとくにバタバタしやすい時間帯です。家を出て行くときの動線はどうでしょうか?昼は買い物やお洗濯をされるかと・・・洗濯・物干しの動線は?買い物から帰ってきたらどう?夜の動線はスムーズでしょうか?洋服の片付けとかは?など

その2:お友達が来た時の動線
家族の動線以外に、お友達や来客の動線もイメージするといいですね。来客がトイレに行くときどこをどう通るか?子どもの友達が遊びに来たら2階の子ども部屋に行くのにどこをどう通りますか?など。

その3:未来の動線
今だけじゃなくて、未来も住み続けることになるかと思います。なかなか難しい事ですが、その来たる未来をイメージしてみるのもいいですね。10年後子どもが大きくなったらどうなのか?40年後自分たちが老後になったらどう動くと快適なのか?など。

その4:家事動線
おそらく間取りをご提案させて頂くどこの住宅会社でも特に力を入れているであろう家事動線。家事では洗濯、料理、掃除がよく言われますが、特に洗濯だと思います。洗濯を洗って、干して、たたんで、しまうという動線はどうですか?料理、掃除についても一旦考えてみるのもいいですね。

その5:ドアの開き勝手はいかがですか?
意外に思われるかもしれませんが、ドアの開け閉めも動線がスムーズになるかならないかが変わってきます。基本、住宅会社がそのあたりはチェックすべき事ではあると思いますが、
念のため、ドアの開き勝手もチェックしましょう。

以上動線について少しお話をさせて頂きましたが、動線というのはあれもこれも動けてすべてが重ならないように・・・と考えていくと、どうしても通路や廊下が多くなってきてどんどん家も大きくなってしまいます。なので、大切なのはご家族様にとってその動線をどう捉えるのか?だと私は思います。その捉え方をご家族で話し合う事で間取りが決まってくると思います。そんな話し合った結果をいろいろな住宅会社に相談してより良い家づくりにしていって頂ければと思います。

今回はここまでになります。次回もお楽しみに!