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間取りのワンポイント①「キッチンカウンター」

2023年9月1日

8月も終わるというのに相変わらずの暑さ、今年は残暑が長引くという予報もでております。皆様体調には十分にお気をつけお過ごし下さい。
さて、今回、間取りの打合せをしている中で比較的ご要望の多い「キッチンカウンター」についてお話をさせて頂きます。
(あくまで個人的な私見ですので鵜呑みにしないで、参考までにとどめて下さいね。)

どれだけ、掃除を丁寧にしていても、ホコリはいつのまにか至る所に溜まっていきます。
例えば対面キッチンの場合、出来た料理を置くスペースとして一般的にキッチンカウンターを設けると思いますが、高さ的にも丁度いい事もあり、いつの間にか料理以外の物をたくさん置いてしまいがちです。薬とか、文房具や手紙、郵便物といった細々したものです。その結果、溜まったホコリ掃除がしにくくなり、飛び散った油や水がホコリに付着し、頑固な汚れと化してしまうのです。

一方であえてカウンターにモノを置かないようにカウンターではなくキッチンとダイニングの境にできる壁厚程度に薄く仕上げる事で、掃除は劇的にしやすくなります。そもそも幅がないので、上に物がないので、布巾で拭く時に、いちいち上の物をどかす手間も省けるからです。洗い物をした時に終了時にササッと簡単に一拭きって感じかなと思います。

また、カウンターを無くして壁厚程度に薄く仕上げる事で、リビングやダイニングからキッチンを見た時に、とってもスッキリした状態に見えます。生活用品が一切陳列されていなわけですから。

但し、ここで注意すべきはカウンターがあった際に置く可能性のある文房具や手紙、郵便物といった細々したものをどこに仕舞っておくのかをしっかりと計画しなければいけません。
そうしないと、今度はダイニングテーブルが物置になってしまうかもしれないですからね。

今回は以上になります。次回もお楽しみに