月別アーカイブ: 2020年9月

家づくりの基礎知識 その13

こんにちは、あおば住建の小林です。これまで、12回にわたり税金面や住宅ローン等についてお話しさせて頂きました。今回からは土地について数回に分けてお話しさせて頂きます。これまでと同様に変わらぬ御愛好を頂ければ嬉しい限りです。それでは、始まり始まり。

『土地選びのポイント』

家を建てようと思ったら、その為には土地が必要です。土地探しをされている人、これからの人、誰もが、「失敗したくない。後悔したくない。」と強く想うと思います。土地探しを失敗しない為には、様々な知識が必要になってきます。ポイントをしっかりと押さえながら根気強く探しましょう。

■『住む地域に対する考え方』

新たに土地を求めるときはどうしても、「駅やバス停から近い方が良い」「商業施設が近くにある」などの利便性に目がいきがちです。もちろん通勤や通学を考えれば便利な方がよいのですが、そういう場所はたいてい人気のエリアなので価格も高く、小さな土地しか手に入らない事が多いものです。

反対に、緑豊かで庭も広くとれる閑静な土地は、都市部へのアクセスに不便さは感じるかもしれませんが、ゆったりと静かに生活するには快適でしょう。

当然の事ですが、人それぞれ家族構成や仕事、状況が違うので、その土地に求めるものも異なります。そこで、その土地を得る事で、自分達にどのようなメリット・デメリットがあるのかを考えてみて下さい。その際には、将来を見据えた人生設計も含めて考える事も忘れずに。また、とことん話し合って妥協出来る点と出来ない点を明確にしておきましょう。そして、優先順位を決めてみて下さい。そうすれば、市街地・郊外・分譲地のような大きな枠組みが決まってきます。

この様に、その土地に家を建てて、あたらしい暮らしを迎える際に何を重要とするのか、本当に家族が幸せと感じられる環境はどういうものか、などをご家族みんなでとことん話し合う事が大切です。

今回はここまでになります。次回は「実際に見て確認しましょう」です。楽しみにしてて下さい。

「傍・らく」奮戦記(接客奮闘編)⑩

こんにちは、あおば住建山崎です。連日の猛暑にはさすがの私もバテ気味で、気を引き締めていかないと思う今日この頃です。皆様も暑さ対策を十分に行い熱中症やお体には十分お気をつけてお過ごしください。

さて、今回は前回の続きです。前回は土地が無くても間取りをする事の大切さをお伝えし、ご納得された様子でした(多分・・・。)ので、意を決して間取りをしていきませんかとお伝えしたところまでを配信させて頂きました。今回はその続きです。それでは、始まり始まり。

私:「もちろん、間取りをしたからと言って弊社で建てて下さいなんて厚かましい事は言いません。どこでお建てになってもかまいません。」

Y様:「・・・。」(悩まれている様子)

あまりガツガツ言っても、お客様はかえって混乱するかもしれないので、少し間を置く事にしたのですが、実はこれが個人的に苦手で、どうしてもお客さまにあれを伝えようこれを伝えようとお客様の都合に関係なく矢継ぎ早に話をしてしまい、それが原因で失敗しているのですが、頭で理解していてもいざ本番となると同じ事を繰り返しで・・・、ですが、今回は何故か不思議と間(お客様の目を見て、お客様の返事を聞くまでこちらから話をしない状態?)(表現が乏しくすいません伝わると良いのですが)を置く事が出来たのです。

時間にして数秒だったと思いますが、私的には数分にも感じましたが、(この時はドキドキMAXで、口元がひくひくしているのがわかり、もしかしたらY様にも気付かれたかもしれません。)

Y様:「まあ、そこまで言うのならやってみようかな。」

私:「あ、ありがとうございます。」
(前々回ぐらいにも話をしましたが、話す順番を間違えるという大失態をした上に、挽回しようとするあまり空回り感が否めなく、半ばヤケ気味にここまで話をさせて頂た感がありありで、正直、70%以上断られるのを覚悟していたので、つい、言葉を詰まらせてしまいました。)

Y様:「よろしく頼むよ。」

この時は、本当に嬉しすぎて叫びたい気分でしたが、それはさすがにとこらえ、感極まって泣きそうでしたがこれもこらえてと自分の感情をコントロールするのに必死でした。とにかく引き続き私を家づくりのパートーナーとして認めてもらえたことがなによりも嬉しかったです。

私:「ありがとうございます。私と一緒にY様が望む理想の間取りをを見つけていきましょう。」「早速なんですが、漠然とでもかまいませんので、現時点で何かご要望はございますか?」

少しお考えになられた後、

Y様:「平屋にしたい。あと子供が二人なので、部屋は寝室と併せて3部屋以上、それと・・・。」

ご要望を一通りお聞きして、

私:「承知致しました。ありがとうございます。それでは、10日ほどお時間を頂いて3パターン程間取りを考えてみたいと思いますが宜しでしょうか。」
(こんな事を言うと怒られてしまいますが、意外にご要望が多くて少々驚きました。)

Y:「かまわんよ。」

私:「ありがとうございます。そうしましたら次回ですが、今日が○○日ですので・・・・○○日の○○時頃ご都合はいかがでしょうか。」

Y:「いいですよ。」

私:「ありがとうございます。では、○○日の○○時にお待ちしております。宜しくお願い致します。」

こうして、ほとんど奇跡だと思いますが、Y様とこれから間取りをしていく事になったのでした。

今回は、ここまでです。最後までお読み頂きありがとうございました。次回も楽しみにして下さい。