BLOGブログ

間取りは足し算ではなく、引き算で・・・

2023年10月1日

9月も終わりと言うのに、相変わらずの日中の暑さにウンザリ気味の今日この頃、こんにちは、あおば住建の山崎です。先日、インフルエンザが流行っていると聞きました。皆様、体調には十分にお気をつけお過ごし下さい。
さて今回は「間取りは引き算で考えてみては」です。それでは。

注文住宅の間取りは基本自由です。敷地と予算の限界はありますが、思うように間取りを設計できるというのが注文住宅の魅力のひとつですね。
ただ、いろいろ欲しい物が増えてしまうと、どうしても家が大きくなってしまったり予算オーバーになったりしがちです。そういう時こそ、自分の家になくてもいいというものも実はあるかも?と考えて、欲しいと思っていたものを思い切ってやめるというのも予算内におさめるコツだったりします。つまり、足し算ではなく引き算をすると言う考え方で間取りを考えると意外とうまくいくことがあります。
例えば、お友達が来た時に泊まってもらえるよう、一部屋欲しいかも、でもよく考えてみたら友達が泊まる事が意外と少ないよな。ていうか殆ど家に帰るよな。あ、待って、親戚や遠方からきた友人が泊まる事もあるよね。でもその方達も実はホテルとかに泊まった方が気楽かもしれない、そのほうがお互いにとっていいかも・・・と言う具合に。
他にも、引き算を一度してみるとこんな考え方も・・・
お客さんが泊まってもらえる部屋を作らずに、宿代を出してでもホテルに泊まってもらう=-200万円
豪華なユニットバスにするのではなく、標準のユニットバスにして、たまにスーパー銭湯や温泉に行った方がいいかも。=-50万円
ホームシアターよりも映画館に見に行ったほうが満足できるんじゃないか=-30万円
書斎はもしかしたらカフェで代用したほが快適に過ごせるんじゃないか=-50万円
(金額はあくまで参考価格です。)などなど、こうした引き算の考え方をどう解釈するのかはお客様それぞれだと思いますが、一度考えてみるのもいいかもしれませんね。

ただ、どうしても代用できないスペースだったり機能だったりもあります。そこはぜひ優先してもらいたいので諦めないでください。そんな実現したいことを実現して満足いく家づくりをするために、引き算できるところは思い切って引き算していくと、うまくいきやすいので間取りを考える際には、是非、引き算の考え方をしてみてはいかがでしょうか。
今回は、以上になります。次回もお楽しみに。