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今、話題のGX志向型住宅とは
2025年3月1日
こんにちは、あおば住建の山崎です。前回ブログの更新が出来ず、申し訳ございませんでした。以後気を付けて参ります。さて、今回はGX志向型住宅についてお話をします。それでは。
GX志向型住宅とは優れた断熱性能と高効率の設備を導入し、太陽光発電などの活用で年間のエネルギー消費量をゼロにする住宅です。
冷暖房や給湯、照明などで使う電力を太陽光等の再生可能エネルギーでまかなう事で長い目で見ると光熱費を大幅に削減する事が出来ます。
従来の省エネ基準としてZEHと言うものがありますが、このGX志向型住宅の基準はそれを大きく上回るもので、2030年度の「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化、2050年カーボンニュートラルの実現を見据えて、国が住宅の省エネ化の支援を打ち出しております。
この、GX志向型住宅は以下の3つの条件満たす必要があります。
1 断熱性能等級6以上
2 再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量(暖冷房・換気・給湯・照明など住宅で使うエネルギー消費量)の削減率35%以上
3 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量(暖冷房・換気・給湯・照明など住宅で使うエネルギー消費量)の削減率100%以上
現在の断熱等級は1~7まであり、GX志向型住宅の基準は上から2番目となる6以上になります。さらに、住宅で消費するエネルギーを太陽光などの再生可能エネルギーでまかない、実質ゼロ以下に抑える事が目標となります。これらの基準はどれも水準が高く、なかでも年間エネルギー削減率100%以上は特にハードルが高い為、設計・施工段階でしっかりと検討する事が重要です。
最後に補助金についてですがGX志向型住宅の基準を満たした住宅を新築・改修する場合に国や自治体から補助金を受ける事が出来ます。特に国はGX志向型住宅の普及に力を入れており、最大で160万円/戸受ける事が出来、また、カーボンニュートラル関連で、長期優良住宅では、最大80万円/戸、ZEH水準住宅では最大40万円/戸の補助金を受ける事が出来ます。長期優良住宅・ZEH水準住宅いずれも該当する住宅は断熱等級5以上・一次エネルギー消費削減率20%以上となっております。
今回は以上になります。次回もお楽しみに。