年別アーカイブ: 2020年

家づくりの基礎知識 その13

こんにちは、あおば住建の小林です。これまで、12回にわたり税金面や住宅ローン等についてお話しさせて頂きました。今回からは土地について数回に分けてお話しさせて頂きます。これまでと同様に変わらぬ御愛好を頂ければ嬉しい限りです。それでは、始まり始まり。

『土地選びのポイント』

家を建てようと思ったら、その為には土地が必要です。土地探しをされている人、これからの人、誰もが、「失敗したくない。後悔したくない。」と強く想うと思います。土地探しを失敗しない為には、様々な知識が必要になってきます。ポイントをしっかりと押さえながら根気強く探しましょう。

■『住む地域に対する考え方』

新たに土地を求めるときはどうしても、「駅やバス停から近い方が良い」「商業施設が近くにある」などの利便性に目がいきがちです。もちろん通勤や通学を考えれば便利な方がよいのですが、そういう場所はたいてい人気のエリアなので価格も高く、小さな土地しか手に入らない事が多いものです。

反対に、緑豊かで庭も広くとれる閑静な土地は、都市部へのアクセスに不便さは感じるかもしれませんが、ゆったりと静かに生活するには快適でしょう。

当然の事ですが、人それぞれ家族構成や仕事、状況が違うので、その土地に求めるものも異なります。そこで、その土地を得る事で、自分達にどのようなメリット・デメリットがあるのかを考えてみて下さい。その際には、将来を見据えた人生設計も含めて考える事も忘れずに。また、とことん話し合って妥協出来る点と出来ない点を明確にしておきましょう。そして、優先順位を決めてみて下さい。そうすれば、市街地・郊外・分譲地のような大きな枠組みが決まってきます。

この様に、その土地に家を建てて、あたらしい暮らしを迎える際に何を重要とするのか、本当に家族が幸せと感じられる環境はどういうものか、などをご家族みんなでとことん話し合う事が大切です。

今回はここまでになります。次回は「実際に見て確認しましょう」です。楽しみにしてて下さい。

「傍・らく」奮戦記(接客奮闘編)⑩

こんにちは、あおば住建山崎です。連日の猛暑にはさすがの私もバテ気味で、気を引き締めていかないと思う今日この頃です。皆様も暑さ対策を十分に行い熱中症やお体には十分お気をつけてお過ごしください。

さて、今回は前回の続きです。前回は土地が無くても間取りをする事の大切さをお伝えし、ご納得された様子でした(多分・・・。)ので、意を決して間取りをしていきませんかとお伝えしたところまでを配信させて頂きました。今回はその続きです。それでは、始まり始まり。

私:「もちろん、間取りをしたからと言って弊社で建てて下さいなんて厚かましい事は言いません。どこでお建てになってもかまいません。」

Y様:「・・・。」(悩まれている様子)

あまりガツガツ言っても、お客様はかえって混乱するかもしれないので、少し間を置く事にしたのですが、実はこれが個人的に苦手で、どうしてもお客さまにあれを伝えようこれを伝えようとお客様の都合に関係なく矢継ぎ早に話をしてしまい、それが原因で失敗しているのですが、頭で理解していてもいざ本番となると同じ事を繰り返しで・・・、ですが、今回は何故か不思議と間(お客様の目を見て、お客様の返事を聞くまでこちらから話をしない状態?)(表現が乏しくすいません伝わると良いのですが)を置く事が出来たのです。

時間にして数秒だったと思いますが、私的には数分にも感じましたが、(この時はドキドキMAXで、口元がひくひくしているのがわかり、もしかしたらY様にも気付かれたかもしれません。)

Y様:「まあ、そこまで言うのならやってみようかな。」

私:「あ、ありがとうございます。」
(前々回ぐらいにも話をしましたが、話す順番を間違えるという大失態をした上に、挽回しようとするあまり空回り感が否めなく、半ばヤケ気味にここまで話をさせて頂た感がありありで、正直、70%以上断られるのを覚悟していたので、つい、言葉を詰まらせてしまいました。)

Y様:「よろしく頼むよ。」

この時は、本当に嬉しすぎて叫びたい気分でしたが、それはさすがにとこらえ、感極まって泣きそうでしたがこれもこらえてと自分の感情をコントロールするのに必死でした。とにかく引き続き私を家づくりのパートーナーとして認めてもらえたことがなによりも嬉しかったです。

私:「ありがとうございます。私と一緒にY様が望む理想の間取りをを見つけていきましょう。」「早速なんですが、漠然とでもかまいませんので、現時点で何かご要望はございますか?」

少しお考えになられた後、

Y様:「平屋にしたい。あと子供が二人なので、部屋は寝室と併せて3部屋以上、それと・・・。」

ご要望を一通りお聞きして、

私:「承知致しました。ありがとうございます。それでは、10日ほどお時間を頂いて3パターン程間取りを考えてみたいと思いますが宜しでしょうか。」
(こんな事を言うと怒られてしまいますが、意外にご要望が多くて少々驚きました。)

Y:「かまわんよ。」

私:「ありがとうございます。そうしましたら次回ですが、今日が○○日ですので・・・・○○日の○○時頃ご都合はいかがでしょうか。」

Y:「いいですよ。」

私:「ありがとうございます。では、○○日の○○時にお待ちしております。宜しくお願い致します。」

こうして、ほとんど奇跡だと思いますが、Y様とこれから間取りをしていく事になったのでした。

今回は、ここまでです。最後までお読み頂きありがとうございました。次回も楽しみにして下さい。

残暑お見舞い申し上げます

こんにちは、プランナーの渡辺です

お客様とのあいさつは、今日も暑いですね!
8月も終わりだというのに、異常な暑さですよね~
残暑も厳しくなりそうですね~で始まります

でも、こんなに暑くても暦の上では、8月7日から立秋
なのです!!
残暑見舞いを出す時期が立秋のあととされているので
毎年、お盆休みぐらいには、はがきやメールで
ごあいさつをしながら、近況報告を交わすのが
楽しみでしたが・・・
毎日暑すぎます33度以上

今年はこの暑さでもう少し後の方がいいのではと思いました!!

残暑お見舞いは、なかなか終わらない暑さを見舞うものですが
まだまだ、いつまで猛暑なのでしょう~暑いです!

数年前は、朝,夕に吹く風が秋らしく感じられるようになりましたね
赤とんぼが秋を運んで来てくれましたね
など秋を感じられる言葉も添えたりしたのですが~

今は、立秋とは名ばかりの暑さですね~
暦の上では秋とはいえ厳しい暑さが続いていますね~
と変わっています
今年はコロナウイルスや熱中症のご心配などもお伝えしています

予報によると地球温暖化の影響からなのか?異常気象なのか
近年の夏はずっと暑い(酷暑)が続き、しつこい残暑により
「秋がない」とも言われています

9月19日はお彼岸の入りですね
「暑さ、寒さも彼岸まで」という和らぐいい季節も
変わってくるのでしょうか・・・
少し寂しいですね

でも少しずつ秋は気配を伝えようとしています
朝、晩の空気、空の雲、虫の声,
つくつくぼうしはまだ鳴かないですね
数年前は、この鳴き声を聞くと~夏が終わってしまう~
と寂しい気持ちになったものですが・・・

あと少しこの残暑を乗り切っていきましょう

住宅コラム:【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!! その③

前回、【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!! その②をお話させて頂きました。今回は、その続きです。【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!!を3回にわたってお話してきましたが、今回が完結編です。それでは、始まり始まり。

「温熱環境のいい家」を見極める簡単な方法 

少し、これまでのおさらいをさせて頂きますが、「真の温熱環境のいい家」というのは、「住宅の隙間から入る外気の影響」や「住宅の隙間から出ていく快適な空気」を補うほどの「冷暖房設備が強化」された家ではありません。

「気密性能が高い(C値が小さい)」という事を前提に、「外気の流入による影響を受けにくい」や「室内の快適な空気が放出されにくい」といった条件を満たした上で、「断熱性能の高い(UA値が小さい)」建材を採用し、「外気との温度差の影響を受けにくい」や「快適な温度になった空気を保ちやすい」といった能力が高く、「省エネ性能の高い」住宅こそが、「真の温熱環境のいい家」と言えるんです。

ですから、マイホームを「偽り」や「誤魔化し」のない、「真の温熱環境のいい家」にしたいのであれば、マイホームを建てる候補にする住宅会社の営業マンに、「C値(隙間相当面積)」や「UA値(外皮平均熱貫流率)」に対しての「知識」や「見解」を聞いてみて下さい。

決して話をはぐらかす事なく、真摯にお答えする、実際に建てた建物の「C値」や「UA値」の優秀な住宅会社だけをふるいにかけて下さい。そうする事で、本当の意味での「温熱環境のいい家」を手に入れる事ができると思います。

住宅営業マンの中には、気密性を高くすると「息苦しくなる」や「二酸化炭素などの不純物が排出できない」などと言う人がいるかもしれません。一見すると、そうだよね。と思ってしまうかもしれませんが、そんなバカな事はありません。現在の住宅では、「24時間換気」が義務付けられているため、C値が0で全く隙間が無かったとしても、2時間に1度は居室の空気を入れ替えるだけの換気機能が備わっております。

その他にも、住宅の気密性能の説明はしないくせに、24時間換気に「性能の高いフィルターを使っているから「花粉症」や「PM2.5」などの心配はありません。」なんて説得しようとする住宅営業マンの話も信用できません。と言うのも、いくら「性能の高いフィルター」を使っていても、「気密性が低い(C値が大きい)」建物だったら、フィルターから「花粉」や「PM2.5」が入ってこなくても、建物の隙間から「花粉」や「PM2.5」が入り放題のハズです。この様に、自社に「都合の悪い事実を説明しない」や「都合のいいようにはぐらかす」といった、「住宅会社」や「住宅営業マン」が多いというのが悲しい現実です。

「一生に一度かもしれない家づくり」なのですから、「失敗」や「後悔」しないように、自分達家族にとって、本当に必要な「機能」や「条件」は何かを取捨選択し、しっかりとした「情報収集」や「事実確認」を行ってください。そうすれば、「温熱環境のいい家」だけでなく、本当に自分達家族が望んだマイホームを手に入れる事が出来ると思います。

初音さん:「今回は非常に内容の濃い話でした。でも、おかげさまで、「温熱環境のいい家」がどんなものか分かりました。」

私:「それは良かったです。大変かもしれませんが、理想のマイホームを手に入れる為にも意識してみて下さいね!」

今回で、長きにわたった【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!! のお話は終わりです。次回は「換気をするんだから気密性能UPなんて意味がない!って本当!?」です。楽しみにしてて下さい。

家づくりの基礎知識 その12

こんにちは、あおば住建の小林です。暑さのピークは過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日々が続きます。お体をには十分お気をつけてお過ごしください。

さて、前回は「ローン借入額はこう決めよう!」についてお話をさせて頂きました。今回は、「両親や祖父母からの援助も強い味方!」です。それでは、始まり始まり。

住まいづくりを始めるとき、まず考える事は、どれだけの資金を準備する事が出来るかという事も大切だと思います。通常、お金の内訳としては、自己資金・両親や祖父母からの資金援助・住宅ローンの3つ。

「自己資金」は、”総費用の2割”ぐらいは頭金として用意しておく事が理想と言われていますが、毎月少しづつ積み立てていく事が大切です。

次に挙げた「両親や祖父母からの資金援助」では、贈与を受けた場合の非課税措置によって住宅取得の支援が行われており、もし援助が受けられれば大きな力となります。この資金援助では、ほかにも借り入れや共有といったことも考えられますので、状況に合わせて検討してみて下さい。

援助分がプラスされ自己資金が増えれば、その分借入金を少なく出来、毎月の返済額や返済総額を少なくする意味でもメリットが大きいものです。ゆとりある暮らしを送る為にも、支援制度は有効に使いましょう。

今回はここまでです。次回も楽しみにしてて下さい。

資金計画4の4です

こんにちはプランナーの渡辺です
まだまだ暑い毎日ですね
今年は残暑も厳しそうですね~!!

今回も資金計画パート4のフラット35に
ついての続きです~
住宅ローンをお借り入れする時
とても大切な保険となります
新機構団体信用生命保険制度について
お伝えさせていただきたいと思います

住宅ローンは長い期間支払いが続きます
万一の事があった場合に備えて保険に
加入をして安心、安全な住宅ローンに
加入しなればなりません!いざマイホーム建てます
そんな時、収入が激減すれば、たとえ一般の
生命保険に加入していても、生活費に回さざる得ず
マイホームに住み続けるのは難しくなります
そんな時、機構団信に加入していれば、万一病気で
死亡、所定の高度障害状態の場合は保険金によって
住宅ローンの残責務が弁済され、残された
ご家族に住宅ローンが残らず、マイホームに
安心して住み続けることができます
さらに、3大疾病付き機構団信なら(がん、急性心筋梗塞
脳卒中)の場合も保証されます
(加入の審査はあります)
ご夫婦ふたりで住宅ローンを組んだ場合、夫婦連生団信
(二人で保険に加入出来る制度です)
ご夫婦のどちらか一方の加入者に万一の事があった場合
住宅の持分や返済額等にかかわらず、残りのローンが
全額弁済され、ローンの返済義務は残りません
民間の金融機関の住宅ローンは必ず団体信用保険に加入
しなければなりませんが、フラット35の場合は加入する
しない、を選択する事ができます
その場合はご自身の生命保険などで対応する事になります

フラット35の団体信用生命保険は、以前は金利の中に
含まれず高いイメージがありましたが
現在は、借り入れ金利が団体信用保険料込みに
なったことで」民間金融機関の住宅ローンとより一層に
比較しやすく成りました
民間金融機関の住宅ローンもフラット35も
色々見比べて自分にあった住宅ローンを選んで下さい

短い夏だけど暑いですね!!

こんにちはプランナーの渡辺です

毎日本当に暑い!!!ですね~
昨年の夏の暑さを、はるかに
超える脅威的な夏ですね!
連日32~35度越えの気温に
びっくりですね~

私は仕事に行く前に、愛犬の黒柴ぴーすけの
お散歩をします

朝涼しくていいかなと思い5時半から6時半の

一時間くらいだったのですが日の出が早くなり
今では4時45分くらいから行ってます!
ご近所の愛犬さんも同じで~す
夏はわんこもバテバテです~

まだまだ、猛暑は・・残暑は?
暑い日が続きそうですね
皆様、体調には本当に気をつけて
乗りきっていきましょう!

夏期休暇のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社では、下記の日程を夏期休暇とさせて頂きます。

皆様にはご不憫・ご迷惑をお掛け致しますが、何卒、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

【休業日】 8月12日(水)~8月19日(水)

尚、8月20日(木)より通常営業致します。

住宅コラム:【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!! その②

前回お話しをさせて頂きました【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!! その①の続きです。

住宅業界のタブー!?住宅会社がC値についてあまり説明をしない理由

断熱性能を表す指標として「UA値」があるのですが、この住宅のUA値は、「外気に接する部分に使われる建材のU値(熱貫流率)」と「建物の大きさ・形状(外気に接する総面積)」が分かれば、事前に算出する事が出来ます。これを外皮計算と言いますが、慣れた建築士なら1~2時間程度で概算のUA値を出すことが出来ると思いますし、逆に「有料になります。」等と言って計算を渋る様でしたら、自社の建物のUA値に自信がないか、算出の仕方を知らない可能性が高いので、住宅会社を選ぶ時の目安にもなります。

このUA値ですが、マイホームの計画段階で算出出来るので、他社に比べて自社の建物の優位性をアピールしやすく、お客様も比較対象にしやすいので、住宅会社にとってお誂え向きな指標とされています。なので、住宅会社はこぞって自社の建物の断熱性能を高める事で、例えば性能の高いマイホームが欲しいお客様に自社の商品を選んでもらう為に、アピールしてくる傾向にあります。

もちろん、「断熱性能」や「省エネ性能」を高める為に「気密性UP」は必要不可欠という事はどの住宅会社も承知している事だと思いますが・・・。
しかしながら、多くの住宅会社では、断熱の話はしても、気密についての話はほとんどしません。せいぜい話があったとしても、「弊社の建物はC=○○で高気密の建物です・・・。」ぐらいではないでしょうか。では、何故、気密について詳しく説明をしないのでしょうか?
色々要因はあると思いますが、一番の理由は、「気密性能UP」を図る為には、現場の「施工精度UP」が必要不可欠だからです。と言うのも、断熱性能を表すUA値は事前に計算で数値を求めることは出来ますが、気密性能を表すC値は、実際の現場にて気密測定を行わないと得られません。万が一、気密測定の結果C値が悪ければ、それは、施工精度が悪い事にも直結しますし、そうであれば工事のやり直しにも繋がります。
気密性の高い住宅を建てる為には、そこに携わる職人さんの「施工の丁寧さ」や「いい家を建てようという想い」が絶対条件となりますし、また、現場を仕切る現場監督の力量も大きく影響します。

しかし残念ながら「注文を受けた住宅を下請けに丸投げする住宅会社」や「技術力の低い住宅会社」では、気密性の高い住宅を建てる事は難しいですし、工事請負契約書でC値を保証するリスクも負いたくありません。
ですから、多くの住宅会社で気密性能の重要性をアピールしたがらないし、契約を取らないと給料が貰えない住宅営業マンはC値をキチンと説明したがらないんです。

これがC値が「住宅業界のブラックボックス」と呼ばれる所以です。

初音さん:「それじゃぁ、私達には気密性が高い「温熱環境のいい家」を手に入れる事はできないんですか?」

私:「ちょっと、慌てないでください。もちろん「温熱環境のいい家」に高い気密性が欠かせないことは分かっているので、「気密性能UP」に力を入れている住宅会社がないわけではありませんし、近年増加傾向にあります。」

初音さん:「そうは言っても、住宅の気密性能をUPする為には、職人さんの「施工精度」が必要不可欠なんですよね。それじゃぁ、建物自体の価格も凄く高くなって、それこそ私達では、簡単に建てられないんじゃ・・・。」

私:「そんな事は決してありません。確かに、住宅の気密性能をUPする為には、「建材と建材の接合部に気密テープの施工」等が必要なので、多少なりとも「費用」や「建設期間」は余分に生じますが、一番大事な事は、「施工の丁寧さ」や「いい家を建てようとする想い」ですから、住宅会社選びに失敗しなければ、手に入らないわけではないんです。」

初音さん:「本当ですか~!それじゃぁ、実際に気密性が高くて「断熱性能」や「省エネ性能」の高い「温熱環境のいい家」手に入れる為には、どんなことに気を付けたらいいんですか?」

今回はここまでです。次回、この続きをお話しします。【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!!も次回いよいよ完結編です。楽しみにしてて下さい。

家づくりの基礎知識 その11

こんにちは、あおば住建の小林です。暑さが日に日に増す中、皆様の体調はいかがでしょうか。お体には十分にお気を付けください。また、連日の新型コロナウイルスのニュースでは、感染者が増加をたどる一方で、全国に拡散しております。今一度、消毒・手洗うがい・マスクの着用を徹底しましょう。

さて、今回は、「ローン借入額はこう決めよう!」です。それでは始まり始まり。

自己資金が決まると残りを金融機関などから借り入れる事になりますが、ここでのポイントは、今いくら借り入れができるかではなく、将来にわたって、いくらの返済が可能かが重要になるということです。確かに住宅ローンの借り入れ上限額は建築時点での収入と総工費によって決まってきますが、将来の事はまた別物です。

お子様の成長に伴う教育費の増大、家族構成の変化や生活費などの変化があっても確実にローンを支払っていけるかどうか。定年退職後にローンが残るケースもあるでしょう。遊行費や娯楽費も変化してくるかもしれません。そういった将来を見据えての借入額の検討が重要になります。

せっかく新しい住まいを手に入れたのに、苦しい生活を送る様では楽しさも半減です。無理な借り入れは行わず、プランの段階ではっきりと資金計画を打ち出し、それを基に変更なども含め、依頼先と相談しながら楽しく暮らしていける家づくりを目指してもらいたいものです。

今回はここまでです。次回は「両親や祖父母からの援助も強い味方!」ですお楽しみに。