日別アーカイブ: 2020年9月2日

「傍・らく」奮戦記(接客奮闘編)⑩

こんにちは、あおば住建山崎です。連日の猛暑にはさすがの私もバテ気味で、気を引き締めていかないと思う今日この頃です。皆様も暑さ対策を十分に行い熱中症やお体には十分お気をつけてお過ごしください。

さて、今回は前回の続きです。前回は土地が無くても間取りをする事の大切さをお伝えし、ご納得された様子でした(多分・・・。)ので、意を決して間取りをしていきませんかとお伝えしたところまでを配信させて頂きました。今回はその続きです。それでは、始まり始まり。

私:「もちろん、間取りをしたからと言って弊社で建てて下さいなんて厚かましい事は言いません。どこでお建てになってもかまいません。」

Y様:「・・・。」(悩まれている様子)

あまりガツガツ言っても、お客様はかえって混乱するかもしれないので、少し間を置く事にしたのですが、実はこれが個人的に苦手で、どうしてもお客さまにあれを伝えようこれを伝えようとお客様の都合に関係なく矢継ぎ早に話をしてしまい、それが原因で失敗しているのですが、頭で理解していてもいざ本番となると同じ事を繰り返しで・・・、ですが、今回は何故か不思議と間(お客様の目を見て、お客様の返事を聞くまでこちらから話をしない状態?)(表現が乏しくすいません伝わると良いのですが)を置く事が出来たのです。

時間にして数秒だったと思いますが、私的には数分にも感じましたが、(この時はドキドキMAXで、口元がひくひくしているのがわかり、もしかしたらY様にも気付かれたかもしれません。)

Y様:「まあ、そこまで言うのならやってみようかな。」

私:「あ、ありがとうございます。」
(前々回ぐらいにも話をしましたが、話す順番を間違えるという大失態をした上に、挽回しようとするあまり空回り感が否めなく、半ばヤケ気味にここまで話をさせて頂た感がありありで、正直、70%以上断られるのを覚悟していたので、つい、言葉を詰まらせてしまいました。)

Y様:「よろしく頼むよ。」

この時は、本当に嬉しすぎて叫びたい気分でしたが、それはさすがにとこらえ、感極まって泣きそうでしたがこれもこらえてと自分の感情をコントロールするのに必死でした。とにかく引き続き私を家づくりのパートーナーとして認めてもらえたことがなによりも嬉しかったです。

私:「ありがとうございます。私と一緒にY様が望む理想の間取りをを見つけていきましょう。」「早速なんですが、漠然とでもかまいませんので、現時点で何かご要望はございますか?」

少しお考えになられた後、

Y様:「平屋にしたい。あと子供が二人なので、部屋は寝室と併せて3部屋以上、それと・・・。」

ご要望を一通りお聞きして、

私:「承知致しました。ありがとうございます。それでは、10日ほどお時間を頂いて3パターン程間取りを考えてみたいと思いますが宜しでしょうか。」
(こんな事を言うと怒られてしまいますが、意外にご要望が多くて少々驚きました。)

Y:「かまわんよ。」

私:「ありがとうございます。そうしましたら次回ですが、今日が○○日ですので・・・・○○日の○○時頃ご都合はいかがでしょうか。」

Y:「いいですよ。」

私:「ありがとうございます。では、○○日の○○時にお待ちしております。宜しくお願い致します。」

こうして、ほとんど奇跡だと思いますが、Y様とこれから間取りをしていく事になったのでした。

今回は、ここまでです。最後までお読み頂きありがとうございました。次回も楽しみにして下さい。