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2020年08月07日

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住宅コラム:【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!! その②

前回お話しをさせて頂きました【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!! その①の続きです。

住宅業界のタブー!?住宅会社がC値についてあまり説明をしない理由

断熱性能を表す指標として「UA値」があるのですが、この住宅のUA値は、「外気に接する部分に使われる建材のU値(熱貫流率)」と「建物の大きさ・形状(外気に接する総面積)」が分かれば、事前に算出する事が出来ます。これを外皮計算と言いますが、慣れた建築士なら1~2時間程度で概算のUA値を出すことが出来ると思いますし、逆に「有料になります。」等と言って計算を渋る様でしたら、自社の建物のUA値に自信がないか、算出の仕方を知らない可能性が高いので、住宅会社を選ぶ時の目安にもなります。

このUA値ですが、マイホームの計画段階で算出出来るので、他社に比べて自社の建物の優位性をアピールしやすく、お客様も比較対象にしやすいので、住宅会社にとってお誂え向きな指標とされています。なので、住宅会社はこぞって自社の建物の断熱性能を高める事で、例えば性能の高いマイホームが欲しいお客様に自社の商品を選んでもらう為に、アピールしてくる傾向にあります。

もちろん、「断熱性能」や「省エネ性能」を高める為に「気密性UP」は必要不可欠という事はどの住宅会社も承知している事だと思いますが・・・。
しかしながら、多くの住宅会社では、断熱の話はしても、気密についての話はほとんどしません。せいぜい話があったとしても、「弊社の建物はC=○○で高気密の建物です・・・。」ぐらいではないでしょうか。では、何故、気密について詳しく説明をしないのでしょうか?
色々要因はあると思いますが、一番の理由は、「気密性能UP」を図る為には、現場の「施工精度UP」が必要不可欠だからです。と言うのも、断熱性能を表すUA値は事前に計算で数値を求めることは出来ますが、気密性能を表すC値は、実際の現場にて気密測定を行わないと得られません。万が一、気密測定の結果C値が悪ければ、それは、施工精度が悪い事にも直結しますし、そうであれば工事のやり直しにも繋がります。
気密性の高い住宅を建てる為には、そこに携わる職人さんの「施工の丁寧さ」や「いい家を建てようという想い」が絶対条件となりますし、また、現場を仕切る現場監督の力量も大きく影響します。

しかし残念ながら「注文を受けた住宅を下請けに丸投げする住宅会社」や「技術力の低い住宅会社」では、気密性の高い住宅を建てる事は難しいですし、工事請負契約書でC値を保証するリスクも負いたくありません。
ですから、多くの住宅会社で気密性能の重要性をアピールしたがらないし、契約を取らないと給料が貰えない住宅営業マンはC値をキチンと説明したがらないんです。

これがC値が「住宅業界のブラックボックス」と呼ばれる所以です。

初音さん:「それじゃぁ、私達には気密性が高い「温熱環境のいい家」を手に入れる事はできないんですか?」

私:「ちょっと、慌てないでください。もちろん「温熱環境のいい家」に高い気密性が欠かせないことは分かっているので、「気密性能UP」に力を入れている住宅会社がないわけではありませんし、近年増加傾向にあります。」

初音さん:「そうは言っても、住宅の気密性能をUPする為には、職人さんの「施工精度」が必要不可欠なんですよね。それじゃぁ、建物自体の価格も凄く高くなって、それこそ私達では、簡単に建てられないんじゃ・・・。」

私:「そんな事は決してありません。確かに、住宅の気密性能をUPする為には、「建材と建材の接合部に気密テープの施工」等が必要なので、多少なりとも「費用」や「建設期間」は余分に生じますが、一番大事な事は、「施工の丁寧さ」や「いい家を建てようとする想い」ですから、住宅会社選びに失敗しなければ、手に入らないわけではないんです。」

初音さん:「本当ですか~!それじゃぁ、実際に気密性が高くて「断熱性能」や「省エネ性能」の高い「温熱環境のいい家」手に入れる為には、どんなことに気を付けたらいいんですか?」

今回はここまでです。次回、この続きをお話しします。【住宅業界のブラックボックス!?】建物の気密性能を表すC値の真実!!も次回いよいよ完結編です。楽しみにしてて下さい。

カテゴリー:コラム

家づくりの基礎知識 その11

こんにちは、あおば住建の小林です。暑さが日に日に増す中、皆様の体調はいかがでしょうか。お体には十分にお気を付けください。また、連日の新型コロナウイルスのニュースでは、感染者が増加をたどる一方で、全国に拡散しております。今一度、消毒・手洗うがい・マスクの着用を徹底しましょう。

さて、今回は、「ローン借入額はこう決めよう!」です。それでは始まり始まり。

自己資金が決まると残りを金融機関などから借り入れる事になりますが、ここでのポイントは、今いくら借り入れができるかではなく、将来にわたって、いくらの返済が可能かが重要になるということです。確かに住宅ローンの借り入れ上限額は建築時点での収入と総工費によって決まってきますが、将来の事はまた別物です。

お子様の成長に伴う教育費の増大、家族構成の変化や生活費などの変化があっても確実にローンを支払っていけるかどうか。定年退職後にローンが残るケースもあるでしょう。遊行費や娯楽費も変化してくるかもしれません。そういった将来を見据えての借入額の検討が重要になります。

せっかく新しい住まいを手に入れたのに、苦しい生活を送る様では楽しさも半減です。無理な借り入れは行わず、プランの段階ではっきりと資金計画を打ち出し、それを基に変更なども含め、依頼先と相談しながら楽しく暮らしていける家づくりを目指してもらいたいものです。

今回はここまでです。次回は「両親や祖父母からの援助も強い味方!」ですお楽しみに。

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