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家づくりの基礎知識 その9

2020年7月10日

こんにちは、あおば住建の小林です。前回は「返済方法」をお送りしました。今回は、「住宅ローンにかかる諸費用」です。それでは始まり始まり。

【住宅ローンにかかる諸費用】

「ローン保証料・事務手数料」
住宅ローンの諸費用の中で大きな割合を占めるのがローン保証料です。フラット35では保証料は0円ですが、通常の金融機関の住宅ローンでは、保証人を必要としないかわりに、保証会社の保証を受ける事になります。この際、保証会社に対して支払うのがローン保証料で、保証料を別途支払う外枠タイプ(例:保証料=借入金額×1.91% 借入金額3000万円の時、保証料は573,000円)と保証料を含んだ金利を設定する内枠タイプ(一般的に+0.2%前後の上乗せが多いです。例:適用金利が1.0%の時、保証料込みの金利は1.2%)があります。また、ローンの取扱手数料として、事務手数料もかかります。

「団体信用生命保険料」
万が一の時に、保険でローンの残債務を相殺してくれるのが、団体信用生命保険(通称:団信)です。通常の生命保険料より掛け金が安く、銀行の場合ほとんど、保険料が金利に織り込まれていますので、改めて支払う必要はありません。また、これまで任意だった「フラット35」も、平成29年10月から「新機構団信付フラット35」として金利に織り込まれる様になっています。

「火災保険料」
火災保険はローンの種類に関わらず加入が義務付けられています。民間ローンでは一般の火災保険に加入しますが、住宅金融支援機構提携の「フラット35」などでも加入が義務付けられ、返済を終了するまで加入する事になります。

今回はここまでです。次回は「住宅ローン控除」をお送りします。楽しみにしてて下さい。

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