BLOGブログ

家づくりの基礎知識 その1

2020年1月25日

こんにちは、あおば住建株式会社の小林です。

これから随時、家づくりの基礎知識について配信してまいります。
まずは、家づくりのなかでも、要といえるのが資金計画。30年・35年と続く住宅ローンの返済を抱えるお金の問題は、まさに一生の事です。家づくりにかかるお金から住宅ローンまで、知っておきたいお金のはなしをまとめてみました。(下図参照の事)

第一弾として、「家づくりにかかるお金」について配信させて頂きます。

建築費だけではない「家づくりにかかるお金」。終わってみれば予算オーバー。こんな事にならない為にも、どんな費用が必要か、その中身を知っておきましょう。

この中で「本体工事費・別途工事費」は各住宅会社・住宅メーカーによって違い、どこまで本体工事費に含ませるかは各社、勝手に、自由に決める事が出来るので注意が必要です。ここでは、ごく一般的に考えられる「本体工事費・別途工事費」について2回にわたってお話しさせて頂きます。

【本体工事費】

まず建築工事費としては、建物本体を建てる為にかかる本体工事費と、本体とは切り離して考えることが多い別途工事費があります。また、実際に生活を始めるまでには建築費用のほかにもいろいろな諸費用が必要になり、これらを合計したものが総費用になります。通常、家を建てるのに必要な費用の内訳は、本体工事費が総費用の70%~80%。別途工事費が15%~20%。諸費用は5%~10%ぐらいが目安となります。まず本体工事費の内訳ですが、これは、①仮設工事費②基礎工事③木工事④屋根工事⑤板金工事⑥左官工事⑦タイル工事⑧防水工事⑨建具工事⑩内装工事⑪塗装工事⑫給排水衛生設備工事⑬電気工事⑭ガス工事⑮換気設備工事などで構成されますが、施工業者によってその内容、内訳が変わってきますので、見積もりの際には、内容の確認が必要です。工事費の目安としてよく目にする表示金額や坪単価は、本体工事費を基準に考えられる事が多いので、それだけに目を奪われると最終的に「費用が足りない」事にもなりかねませんので注意して下さい。

今回はここまでです。最後までお読み頂きありがとうございました。次回は「別途工事費」についてお話しさせて頂きます。楽しみにしてて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です